一昨日の朝、テレビに飛び込んできた「日本人人質」事件。そこで、テロリストたちが要求したのは「48時間以内の自衛隊撤退」。それから……早くも48時間は経過した。しかし、具体的に「いつから」48時間なのかが分からない。直接、政府などに文書として声明文が送られたわけではないからだ。しかし、Webで流されてからとするならば、期限は切れたということになる。相手の要求は「自衛隊撤退」だから、その間に自衛隊が撤退しなければ、人質を殺害して、Webで公開する可能性は高い。まだ、所在すらつかめていない日本政府、すでに殺されている可能性も……

 昨日、私はこの人質について、「大人になれ」ということを書いた。それは、あまりにも軽率な行動に頭にきてのことだったが、もっと悲しいことが起きてしまった。それは、彼の、日本にいる家族に対する誹謗・中傷などである。
 前にジャーナリストたちが拘束された時も、相当なバッシングがあった。「自己責任」という言葉が独り歩きした。
 しかし、今回は私同様に頭にきた人が多かったのかもしれないが、その家族に対する誹謗・中傷は、もっと悪質だ。残念だ。

 そして人質となった香田さん。いま、どこでどうしているのか……。日本政府の、責任ある行動を切に願う。命に重い・軽いはないのだ……

大人になれ

2004年10月28日 夢野の眼
http://www2.asahi.com/special/jieitai/hostage/TKY200410280144.html
「止めるすべなかった」出発後ホテルから通報 邦人人質

 ヨルダン・アンマンのクリフホテルに香田さんがチェックインしたのは19日。ホテルのマネジャー、サメルさん(31)に「イラクに行って、何が起きているのかを自分の目で見たい。サマワに行きたい」と相談した。

 イラク入国に必要なビザ(査証)を持っていなかったが、審査がゆるい長距離バスで行けば入れるかも知れない。そんなことをいっていた。

 サメルさんは他の日本人客と一緒に「危ないから、やめた方がいい」と説得したが、香田さんの気は変わらなかった。[asahi.comより]

 正直いって、私は驚きを隠せなかった。
 昨日の朝、日本人人質、あの悪夢が再び、という思いとともに、テレビのニュースを見ていた。しかし、そこに映し出された人質は、これまでの人質とは何かが違って見えた。
 そして、それから数時間後に新潟中越を襲った強い余震と、行方不明母子救出劇の中、この人質事件は、何となしに影が薄くなっていったのが否めない。

 小泉首相は、拉致をしたテロリストの要求「48時間以内の自衛隊撤退」をしないと明言。それはそうだろう。私は、自衛隊のイラク派遣に反対している人間なので、引き上げるにやぶさかではないが、テロに屈するのは話が違う。ここは、毅然とした対応をとって、さらに人質を救出していただきたい。日本政府の努めである。

 さて、この人質である。
 彼は旅行者だった。しかも、24歳といえば、いっぱしの大人である。それなのに彼は、ただの好奇心で、イラクへ足を運んだ。

 そんな馬鹿な。

 私には信じられなかった。
 これまでの人質は、ジャーナリストであったり、ボランティアであったり、それなりにイラクに関わりを持った人たちである。だからいいというわけではないが、まだ納得できる部分がある。
 しかし、単なる好奇心のため、しかも少ない所持金で、親切な人たちの制止も振り払っての「旅行」。
 そして、犯人グループの要求を伝えた後、「日本へ帰りたい」「すみません」。
 自分が行動することで何が起こるのか。普通に生活していても考えることだが、外国へ、しかも「治安の悪化している場所」へ行くのである。行く以上は、ニュースなども見ているはずだし、情報を収集するはずだ。平和な日本ではないのだ。何があるか分からない。なのに、彼は何も考えずに、旅に出た。

 いったいいつから、この国から「大人」が減ってしまったのだろう。

 毎年報道される、成人式での乱痴気騒ぎ。そして、とても大人の行動とは思えない、官僚や政治家などの悪行。

 たった一言、自戒の念も込めて、私は言いたい。
 「大人になれ」、と。
■もう、この一言だけいっておきたい。詳細は、もう少ししてからまとめる。まず、6.3、この日は、行政、立法、司法の三権分立を行政が崩し、時の政府と政権党が結託して行なった政治テロが断行されてしまった、最悪の日である、といわざるをえない。こんな愚を続けさせないためには、我々一般大衆が目を覚まし、自民・公明を政権の座から引きずり下ろさないとだめなのだ。
http://sb-p.jp/yumeno/comment/20040605001.html

 
■ちょうど、雑誌の原稿を執筆している最中、付けっぱなしのニュース速報が入った。福田官房長官の後任に、細田官房副長官が内定、と。ええっ!と驚愕した。先日まで、したり顔で「嘘はいってない」などといっていた当人が、ついに辞任したのだ。しかも、午前の定例記者会見の最後、唐突に辞任を表明し、そのまま部屋を出てしまったという。

■最初は、閣僚の3人だった。攻めたてる野党第一党の菅民主党代表は、「未納三兄弟」と攻撃し、衆院補選を戦った。しかし、その補選で自民党は全勝。といっても、投票率はあまりにも低かった。その間にも続々と国民年金未納の国会議員は増え続け、自民党、民主党、政党問わず続出した。しかし、全閣僚の国民年金の支払状況などが発表されたのは、委員会で法案が通過した後。民主党は退席し、与党の単独採決で衆院に送られることになった。その後、時間差で次々に出されたのが、閣僚の未納報告。そして、攻撃していた菅直人・民主党代表の未納だった。

■その後も、出るわ出るわ。次から次へと、ある人はホームページで、ある人は集会で、と未納を公表。自民党だけでなく、民主党も菅代表に続いて鳩山前代表、羽田最高顧問など、未納の時期があったと発表。

■私は不甲斐なかった。まず、菅代表が、未納が分かった時点で言い訳をするのではなく、後先を考えずにでも辞意を表明すべきでなかったか。そうすることで、福田官房長官を始め、未納閣僚を道連れにして、法案を潰すことができたはずだ。なのに、彼が取った行動は真逆だった。この場で自分を取り繕うことは、結局民主党にとってマイナスにしかならない。反・自公勢力として民主党応援団を自負していたが、これではどうしようもない。しかも昨日、民主党は与党と結託してしまった。この法律を通すことは、決してプラスにならない。政治家でさえも、己の状態が分からない制度をそのままにして、ただ一般国民から搾り取って補填するのがこの法案だ。来週の採決、民主党はその合意を反故にしてでも反対して欲しい。そして、菅代表はいまからでも遅くはないので辞任すべきだ。これ以上、代表の座にしがみついているように見えるのでは、ますます民主党はジリ貧になるだけだ。ひいては自公連立が続くことになり、国民が不幸になっていくだけなのだ。

■なかなかまとまらないが、原稿も書かなくてはならないので、いまはここまで。あとでじっくりこの問題について書くとしよう。

 
■サマワで日本の陸上自衛隊が初の標的になった、という報道があった、その夜。イラクで3人の日本人が誘拐され、カタールのアラビア語衛星テレビ局アルジャジーラで放映された。「渡る世間は鬼ばかり」の放送中にニュース速報があり、途中、CM明けにドラマが中断され、ニュースがはさみ込まれた。イスラム過激派と見られる犯人からの要求は、このVTR放映から3日以内に自衛隊がイラクから撤退すること。さもないとこの3人を殺害する、と。

■私自身は、自衛隊のイラク派遣そのものに反対だったので、撤退自体は、することに異議はない。しかし、この要求があるから撤退するのはどうか。発足時は期待したところもあった小泉政権だが、ますます泥沼に陥っている。急に、議員年金廃止を表明したり、参院選挙に向けてのパフォーマンスが激しい小泉首相だが、果たしてどう出るか。

■いま、ちょうど原稿〆切に追われているので、とりあえずはここまででとどめておく。細かいことは後日、「夢野の眼」に記したい。

 
■昨日、通夜と告別式に参列するために実家に戻った。正直いって、まだ実感が湧いていない。祖母に会ったのは、たぶん数年前に実家に戻った時だ。ここ数年は、年に1、2回しか戻っていないし、それも行ってすぐに帰るといった感じだったので、妹や弟の顔すらまともに見ていなかったので。通夜には大勢の人が駆けつけてくださった。私にとっては初めての友人葬だったが、これだけ多くの人に見送ってもらえれば、祖母も喜んでいるのではないだろうか。そして今日、告別式。昨日と違って、小雨交じりだったが、そんなに激しい雨でもなく、ほとんど傘入らずだった。祖母の大好きだった桜も満開で、非常にいい感じだったと思う。用意していた椅子を追加するほど、多くの人に来ていただいた。お骨もしっかりしていた。ここでようやく、実感が湧いたような気がする。無事に送ることができた。これを日記に書くのは難しい。とりあえず、記録だけ残して起こう。

■仕事は待ってくれないので、帰宅することになった。より一層、頑張らなくては。でも、その前に紀伊國屋に寄ることにする。先日、近所の三省堂書店も閉店してしまったので、カードが使える大型書店は貴重なのだ。パソコン雑誌を幾つかと、単行本を購入して電車に乗る。ずっと本を読んでいたが、ふと気がつくと、自分の横にビニール袋が。ちらと見ると、携帯電話と財布などが入っている。もう、私が降りる駅まで近かったので、そのまま乗って、降りてすぐに駅員に渡した。もうちょっと身軽であれば、一つ前とかで降りられたのだが、両手が荷物でとんでもない状態だったので仕方がなかった。無事に持ち主の元に戻るといいが。とりあえず駅員に託して帰ることにした。
■また、ラストになってしまった。昔、実家にいた頃は、確定申告は初日に行ったこともあった。しかし、ここしばらくは最終日になってしまっている。昨日、書類を作り終わって、ようやく出向くことになった。しかも、午後一になってしまったため、凄い行列。出すだけなのだが……ほとほと、疲れ果ててしまった。
■そんなわけで、2004年が明けまして18日目になりました。日記に何も書けないままに過ぎてしまいましたが、そろそろ日記も再開……というわけにもいかず。とりあえず仕事をしなきゃ^^;; それにしても、風邪が抜けてくれません(泣)。

■そんなわけで、「探偵神津恭介の殺人推理」、いよいよ発売まで1週間を切りました。なかなか面白いですので、ぜひどうぞ(→http://www.asahi-net.or.jp/~KF2T-MRKW/kamidu/)。なお、先日サンプルも届きました。いやぁ、こういう風になるんですねぇ。解説もちょこっと書いてますので、見てやって下さい。あ、でも、あんまり突っ込まないでください〜(笑)。スペースの関係もあって落とした内容もあるので、一応、補足もページでする予定です。

■しかし、年が明けてからも、政治の世界は相変わらず、きな臭いです。報道管制を敷こうというのは、戦前にでも戻そうとでもいうのでしょうか? 私は、「武力を持った」自衛隊の派遣は反対です。「危険だから」という理由で武器を持たせれば、完全に軍隊。自衛隊は、軍隊ではなく人道支援の部隊としていくべきで、武器を所持すれば他国の軍隊と何ら変わりません。ここで詳細に述べている時間はありませんので、いまはこれくらいにしますが、週明け国会で単なる反対でなく、なぜいけないのかを論議してほしいです。少なくとも、いまの公明党には幻滅しました。

公示

2003年10月28日 夢野の眼
■いよいよ今日が衆議院議員選挙公示だ。候補者が出揃い、9日の選挙当日までの選挙戦がスタートする。本当に政権選択選挙となるのか。私には少々疑問が残るが、選挙には絶対に行こう。

バンザーイ

2003年10月10日 夢野の眼
■風邪の状態はずいぶんよくなったものの、まだちょっとつらい。といっても、これ以上延ばせないので、頑張る。何とか終了。

■原稿書きの途中、予定調和の「万歳」。衆議院解散だ。確かに、選挙は望んでいた。しかし、今回のタイミングはどうなのだろうか。小泉純一郎殿、あなたは改革を本当はやる気がないのではないのでしょうか。やはり、そう思えてならないのです……
■本日は、元々が外に出る予定はなかった。例年だと、コミケ初日は出向く日なのだが、今年はサークルが当選しておらず、そもそもカタログを購入していないので、いったいいつどのサークルが出ているのかさえも分からない。いやはや。コミケに参加して、初めての出来事だ。

■そもそも、私の本がきちんと委託コーナーに並べられているかも不明だ。というのは、ヤマト運輸のオンライン照会で、本日、どこかについたことになっている。しかしそれは、コミケ会場でもなく、まったく違う場所。期日指定で保管になっていたから、多分行っているはずだとは思うが(要するに伝票処理が遅かっただけ)、かなり不安。その上、この雨、だ。心配は増幅する。

■もしもコミケに参加していて、委託コーナーを見た人がいましたら、私のサークルの本がきちんと出品されていたかどうか、ご一報くだされば幸いです。3-030「SB企画室」です。詳細はhttp://sb-p.jp/sb/index.html

■そして、終戦記念日。敗戦も含めて、いろいろな意味での「終戦」だ。決して、「戦争」という愚行を繰り返してはならない。そのためには、平和を祈るだけではなく、行動をしなくては。私に何ができるか分からないけれども、少なくともいまの政府は支持できないということだけははっきりしている。

復旧

2003年1月23日 夢野の眼
■20日からダウンしていたmapletown.netが復旧した。まあ、これを機に、仕事用アドレスとかは別に変えて、使い分けするようになったのでよいかな(苦笑)。あ、名刺をおニューにしないと。

■SPAMの踏み台になってしまったことがDOS攻撃を受けた起因ということで、制限がかかったが、私は関係なかったのでよかった。

■しかし、この事例を見ても、サイバーテロが起きたら恐いなぁと思わざるをえない。いろいろ考えさせられた。

■国会。小泉首相、というか自民党が早く政権から離れるべき。それが構造改革だと気付け。

参院補選

2002年10月27日 夢野の眼
■今日、私が住んでいる千葉県では参議院議員補欠選挙の投票日だ。午後一に、同居人と一緒に投票所へ行く。しかし……その時点での投票率は物凄く低い。ただでさえも低い投票率だが、どうなることか……
  しいな一保(自)公・保推薦
  浅野ふみ子(共)
  若井やすひこ(無)民・社・自ほか推薦
私の従来の主張からいえば、選択肢は一つしかない。まず、自公保連立を否定している私は、しいなに入れることはない。そして、共産党も支持しないから浅野も消えた。残るは若井だけだ。こんな消極的な支持だが、仕方がない。ただし、投票率が低かった場合……しいなが強いだろうか。いまの政権をひっくり返させるためには自民党は落とさなくてはならない。どんなに人が良くても、自公保はノーといえる人材に投票すべきなのだ。しかし……午後4時現在の私の地区の投票所は、4137人の有権者のうち、431人。10.42%の投票率とはいかなことか。船橋市全体でも13.78%……有権者の意識の低下が著しい。これで、自民候補が当選するようなら、政治を変えるという意識はないというしかない。まずは腐った大木を伐り外すことをしなければならないのだ。若井で果たしていいかどうかは分からない。しかし、少なくとも自民党という大木、自公保という腐った根を断つためには必要なことなのだ。小さな一票だが、集まれば政治を動かすことができる。それを行使しないという行為は、それだけで自公保を容認しているという意思表示になる。それで、果たしてよいのだろうか。

■23時を過ぎた段階で、参院補選千葉の当確が自民の椎名一保となった。私が一票を投じた若井は敗れた結果になったわけである。しかし、船橋市に限ってみると、開票率97.67%現在で若井が40,482票、椎名が34,240票と若井に軍配が上がっていた。しかし、それも船橋市の確定投票率21.91%の票でしかない。結果、千葉全体としては自民に軍配が上がった。他の選挙区でも、民主は1議席、残りは自民および自民系無所属である。この結果は小泉改造内閣を信任したものといえるのか。ノーである。ワイドショー政治といわれて久しいが、果たして今回の選挙期間中、ワイドショーでどれだけ取り上げられただろうか。皆無に近いはずだ。なぜなら、北朝鮮の拉致被害者問題と、ノーベル賞でワイドショーは埋めつくされていたから。おそらく、この低投票率はそこにも原因があるといえるだろう。まずは、マスコミと、興味関心を持たない有権者、そこに問題があるといえるだろう。腐った大木に生え始めた新しいキノコが、これから朽ちていくのかそれとも大木を浄化するのか。私としては朽ちていくとしかいいようがない。この選挙結果を踏まえ、次の選挙までにしっかりと政治を監視し、投票の糧としなければなるまい。
■昨日、田中眞紀子が議員辞職した。しかし、彼女はまだやる気だ。そう思わせる感じだった。しかし、あの会見はいけないね。なぜなら、辞職理由としてあげた、「党員停止による議員活動が出来ないこと」はありえないことだから。そんなこと言ったら、無所属議員はどうなる。彼女のような人なら、フリーハンドな無所属の方が動けるはずだから。とにかくも、彼女のこれからに着目したい。

■食欲が少し復活。この調子なら明日は行けそうだ。昨日行けなかったのは痛いけど(泣)。

■購入;ヤングジャンプ、週刊サッカーマガジン、堀田力『否認 どうして言わないの』(講談社文庫)、辰已渚『「捨てる!」技術』(宝島社新書)
■0:30過ぎ、目覚める。まだかったるいが仕事しなくては。なごり雪(http://nagoriyuki.com/)のイベントページ、改めて設置。OKはもらっていないがアップ。場合によっては差し替えもあり。

■どうやら寝てる間に嵐が過ぎ去ったらしい。

■今日から住基ネット。詳細はWebで書きますが、私はいまの政府のやり口には大反対です。残念ながら私の住居では住基ネットが動いています。選択が出来ればきっと不参加するでしょう。今回の住基ネットを単体で考えてはいけません。法律は、様々なものが幾重にもからんでその真の効果を発揮します。この法律が制定された時、盗聴法なども同時に決まりました。当時、マスコミがこのことにあまり重点を置かなかったのは盗聴法に目が向いていたからだといいます。しかし、それでは駄目なんです。背後にあるのは、新・ガイドラインです。その意味を、改めて見つめ直して下さい。
■1ch 9:55〜11:55 衆議院政治倫理審査会審査(田中眞紀子前外務大臣)
■しかし、前から疑問なのだが、田中眞紀子元外務大臣ではないのだろうか。というのも、確か、川口大臣との引き継ぎ問題で、更迭した後、小泉首相が兼務し、川口大臣に引き継いだ、としていたように記憶するからだ。すると、前外務大臣は期間はどうあれ小泉首相兼任であるはずで、田中眞紀子は前々大臣、つまり元大臣。まあ、言葉遊びは置いといて、田中眞紀子はカリスマを持った人物だから、ここで何を弁明するのか、注視したい。
■そしてスポニチは、「眞紀子氏辞職へ」という記事を掲載している(http://www.sponichi.co.jp/society/kiji/2002/07/24/01.html)。はてさてどうなるか。

■ジブリ「千と千尋」DVDの赤色問題
夕刊フジZAKZAK(http://www.zakzak.co.jp/top-xus/top2002072403.html
インプレス「純正でも赤い」(http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20020723/ghibli.htm

■購入1;コミケカタログ、Mテレパル、B.L.T.
■購入2;榊原姿保美「魔性の封印」(廣済堂文庫)

■12ch 20:54〜22:48 女と愛とミステリー「夏樹静子サスペンス 駅に佇つ人」
■当初から思われていた通りに決着しそうだ。すなわち、田中康夫長野県知事の不信任可決以後の動向である。本日午後二時過ぎ、記者会見の席で彼は「失職」を口にした。16日午前零時をもって失職し、知事選に出馬するという決断だ。それに対して、反田中の県会議員は「自分で非を認めたんでしょ。再出馬なんておかしい」という。選挙戦略だ、と。当たり前だ。選挙には勝算があるからこそ、出る。もしも知事が辞職して再選挙ならば任期はいまの任期の残りだけ。失職して再選挙なら4年の任期がある。議会解散、という手もあるが、いくら田中知事が県民の支持を受けても、田中派の議員で多数を擁立するには時間がなく無理な話。議会解散選挙で反田中派が多数を占めて同じことになるのは目に見えている。最初から「失職」しか選択しはなかったのだ。その間、精力的にマスコミに出た田中康夫長野県知事は、持論を展開していく。反田中派は対立候補が固まらない。そもそも対立候補ナシに不信任を可決させるなんて単なるガキの喧嘩だ。県民もバカではないので、そういう一部始終をしっかり見ていることだろう。これは長野県だけの問題ではない。日本全体の「公共事業」に対する大いなる提案なのだ。私は、作家の田中康夫は好きではないが、田中知事を支持したい。

■10ch 15:00〜16:50 土曜ワイド劇場25周年傑作選(5)「超高層ホテル殺人事件」田村正和、結城しのぶ
■6ch 20:00〜54「こちら本池上署」高嶋政伸、加護亜依
■4ch 22:00〜54「私立探偵濱マイク」永瀬正敏、酒井若菜

■とりあえず夕べから作業続行中。まあ、どうしようもないですな。ずいぶんゴミは出たんだけど、なかなか片付かないや(ゴミ袋2袋分はいま出してきた)。とにもかくにも今日中に片付けないと、仕事にも影響しちゃうので、ガンバ(苦笑)。

■片付けしながら鑑賞(流)したDVD;「水色時代 DISC3〜4」
■同上、鑑賞(流)したビデオ;「7/13放送・土曜ワイド劇場25周年記念 法医学教室の事件ファイル」→クイズの答え「携帯電話」?
■同上、聴取(流)したラジオ;TBSラジオ「大沢悠里のゆうゆうワイド」
■自民党の党紀委員会が、ついに田中眞紀子潰しの行動に出た。自民党の党員資格停止2年、という処分を下したのだ。これに対し異議申し立てをしなければ、自動的に田中眞紀子衆議院議員は、自民党議員から無所属議員になる。「我こそ自民党」と豪語していた人だけに、その心中はいかほどか。しかし、田中眞紀子は地元人気が高い。仮に無所属でも当選確実か? ただ、このままでは眞紀子氏のステイタスであるところの議員立法作業が出来ない。公設秘書の給与流用疑惑にも口を詰むんだままだ。果たしてどうなるのか。見守ってゆきたい。
■東京地検、あっせん収賄容疑で鈴木宗男衆院議員を逮捕。国会会期中のため、逮捕許諾請求が出され、この日、全会一致で可決されていた。しかし、そもそも国会の会期延長をしていなければこんなまわりくどいことをしなくてもよかったはずなので、結果的に小泉内閣が鈴木宗男議員を守ろうとしているように見られても仕方がないかもしれない。鈴木宗男議員は議員で、悪いことをしているとは思っていない。なぜなら、彼のやっている事はこれまで多くの政治家が普通にやってきているのを見てきたから。私は、そういう古い政治家は、一掃されなくては本当の「構造改革」など期待できないと考えている。しかし、小泉総理には、真の構造改革を行なおうという気概が微塵も感じられない。