千と千尋問題法廷へ

2002年12月3日
■もう、収束したかに見えるこの問題ですが、私の中ではまだ解決していませんでした。だって、こんなディスクじゃ買えませんよ。買ってから文句いえ、という人もいるでしょうが、いろんな環境で再生されているのをこの目で見て、これはあくらかにおかしいと思ったわけです。その後のブエナ・ビスタ、ジブリの対応も場当たり的なもの。そもそもDVDは最高の環境じゃなきゃ見てはいけないの? そう、それなりの機械で見るならば、赤みがかることもなく(といっても逆の影響もあるようですが)見られるそうです。しかし……まあ、愚痴はともかく、ついに裁判沙汰です。「毎日新聞 千と千尋:DVD色調異常で購入者が提訴 京都地裁(http://www.mainichi.co.jp/news/selection/20021203k0000m040155000c.html)」さあ、どういう感じになりますか……ちなみに、国内盤のDVDで赤みがかったという症状が起きた環境で、フランス盤を見ると、劇場の色がきれいに再現されていて赤みがかっていない、という証言もあります。もしもこれが本当なら、これは重要なことですね。もしもブエナ・ビスタの言い分が正しいならば、どこで出すDVDも同じじゃないといけないでしょう。 とりあえず今後の推移を待ちたいと思います。正直、貧乏には4,700円のディスクだって高い買い物なんですよね。そこを考えてもらいたいです。

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